キャリアプロダクト開発部の森 @jiskanulo です。
この記事は、ファインディエンジニア Advent Calendar 2025の6日目の記事です。
現在Findyにて「うちのAIがやらかしまして」という企画ページを期間限定で公開しております。 https://findy-code.io/ai-yarakashi
「うちのAIがやらかしまして」はAIとの協働で生まれた“試行錯誤のエピソード”を投稿してもらう参加型企画です。 AIのやらかし・すれ違いをシェアし、皆さんの前向きな学びにつなげていく場を提供いたします。
今回は私のAIやらかし事例を紹介しつつ、同じやらかしを再度起こさないようにするため心がけることをご紹介します。 私のやらかし事例はいずれもClaude Codeの利用で起きたものですが、他のAIエージェントを活用されている方にも参考になれば幸いです。
AIやらかし事例の紹介
コードレビューに意図してないコメントを残された
GitHubのコードレビュー内容を確認して、と指示を出したら対応するつもりのない内容をコメントとして残されてしまい慌てて訂正した
このやらかしの原因は、私の指示が曖昧だったことです。
「コードレビューを確認して」と書いたつもりでしたが、「コードレビューを確認して対応して」と指示してしまったため、Claude Codeはそのレビューに返信コメントを投稿してしまったわけです。
コンソールを眺めていたらgh issue commentコマンドを発行しているのに気づき、慌てて訂正しました。短期間に正反対のコメントを連投しレビュアーに迷惑をかけてしまったやらかしです。
Pull Requestに関係ないファイルがコミットされていた
作業指示を出し、Pull Requestを作成してもらった。Pull Requestを確認すると作業指示に入っていないファイルもコミットされていた
コミットされていたファイルは別のタスクでCLAUDE.mdの記述調整を依頼した際に作成された一時的なファイルでした。
Claude Codeが git add -A で全ファイルをコミット対象に追加し、そのままコミットを作成してしまったのです。
同じやらかしを繰り返さないために
これら2つのやらかしを踏まえ、同じミスを繰り返さないための対策を整理します。
曖昧な指示が来た時に、Claude Codeに指示の内容を確認するようCLAUDE.mdに記載を追加しました。 これで思いがけない行動を取ってしまうことが減りました。
指示に不明な点や曖昧な点がある場合、作業を進めずに質問を返してください。
次に、指示が終わった後に意図しない挙動を示した場合、どうしてそうなったのか質問をし、回答を求めます。 以下は私が対話した内容の抜粋です。
私: 先ほど不要なファイルのcommitが混ざってしまった事象について、どうして起きてしまったのか、どうすれば再発を防ぐことができるか検討して提案して Claude: ⏺ CLAUDE.md.backupファイルが誤ってコミットされた原因と再発防止策を分析しました 原因分析 何が起きたか 1. PR #51 (docs-restructure-claude-md) でCLAUDE.mdのバックアップを作成 # 当時の作業 cp CLAUDE.md CLAUDE.md.backup 2. PR #51マージ後、mainから新ブランチを作成 3. git add -A で全変更をステージング 4. CLAUDE.md.backupがワーキングディレクトリに残っていたため、意図せずコミットに含まれた 根本原因 - ✅ バックアップファイルを作業後に削除しなかった - ✅ git add -A が全ファイルを無条件に追加した - ✅ コミット前のステージング内容確認を怠った 再発防止策 …
これ以降、対話を続けて方針を定めました。 対話してまとめた内容をCLAUDE.mdに記載させ、次回以降同じことを起こさないようにしました。 内容が冗長だったり逆に限定的で不足している部分もありますが都度調整していきます。
最終的にCLAUDE.mdに追加した内容は次の2点です。
- コミット前にステージングされているファイルを確認すること
- 意図していないファイルが含まれていないことを確認すること
#### コミット前の確認 ```bash # ステージングエリアの確認 git status # 意図していないファイルが含まれていないことを確認 git diff --cached --name-only ```
おわり
AIエージェントは最初から100%期待に沿う行動をしてくれるわけではありません。 いい加減な指示を出すと思いがけないふるまいをやらかしてしまいます。 時にはやらかしつつ、やらかしを再発防止策を考えて対策し、共に成長していくパートナーとして触れ合っていきましょう。
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