こんにちは。
Findy で Tech Lead をやらせてもらってる戸田です。
弊社では遠隔地フルリモートで働いているメンバーが多数おり、北は北海道から南は福岡まで、全国各地に点在しています。
本社は東京にあって関東在住のエンジニアも多数おり、遠隔地フルリモートの人数の比率で言うと半々くらいでしょうか。
実を言うと、弊社のフルタイム勤務でのエンジニアの遠隔地フルリモート勤務の第一号は私なのです。
2020年7月にJOINしてから4年以上、ずっと福岡から遠隔地フルリモートで働いていますが、第一号の私が結果を出すことで「出社・フルリモート関係なく成果が出るよね」と思ってもらうために、当初は本当に頑張りましたw
結果として弊社では、「ハイスキルなエンジニアであればフルリモートでも問題ない」という認識になり、遠隔地フルリモートで働くエンジニアが増えていきました。
そこで今回は、私がフルリモート勤務をする上で心がけていることを公開しようと思います。
それでは見ていきましょう!
心がけてることリスト
とりあえず自分のtimesになんか書く
弊社ではエンジニアを中心にSlackで自分自身のtimesチャンネルを持つようにしています。
timesチャンネルは一般的に使われている運用方法ですが、「開始します」「終了します」だけの書き込みになってしまっている人はいませんか?
このtimesチャンネルの使い方というのが重要で、とりあえず自分のtimesになんか書く ということを心がけています。
つぶやく内容は何でもいいです。無言よりは数万倍マシです。
フルリモート勤務だと出社メンバーの顔も、他のフルリモートメンバー同士の顔も見えないので、お互いに存在感を出すことが重要です。
そのため、自分自身に割り当てられたtimesチャンネルで好きなようにつぶやくことが、フルリモート勤務でのコミュニケーションの1つの形だと思っています。
作業ログ的に自分の作業をtimesに記録することもオススメです。作業途中に詰まった時などに、timesを見てくれた他のメンバーが助け舟を出してくれることがあります。
timesが無言なのはダメゼッタイ。
わからないこと。上手くいったことは全力でアピールする
自分が何に困ってるのか、何に苦しんでいるのかは、自分から発信します。
先ほど紹介した自分のtimesチャンネルに書いてもいいですし、そこから直接メンションして誰かに助けを求めるのもいいでしょう。
作業に詰まって1人でずっと悩んで結果的に1日潰しました。はオフィス出社でもそうですが、フルリモート勤務においては特に信頼を大きく失ってしまいます。
わからないことだけじゃなくて、解決したこと、上手くいったことは特に全力でアピールします。
嬉しいことは形に残ったほうがいいので、timesにガンガン書き込みます。
周りのみんなも全力で祝福しましょう。
わからないこと、上手くいったことといったような作業の進捗に関わる発信は都度行うようにしています。
メンションには最優先で反応する
何かしらの作業をしていても、自分へのメンションを優先してチェックします。
今の作業に集中したいなら、「あとで確認する」旨を相手に伝えたり、リアクションアイコンを付けます。
「メンション送ったのに反応が何もない」ということは、相手からしたら「無視されてる」のか「忙しくて見れてない」のかが分かりません。
まずは「あなたのメンションを見てますよ」ということを伝えます。
テキストと通話の使い分け
テキスト、通話でのコミュニケーションを適切に使い分けることを心がけています。
テキストでのコミュニケーションだけではどこかしらで必ず限界がきますが、テキストにも形に残る、非同期でコミュニケーションできるといったメリットもあります。
これは誰が相手でも、自分がどれほどテキストコミュニケーションが上手いと思ってても、必ず限界があります。
あ、これ伝わってないなと察したり、認識が一致していないと感じたらハドルやZoomで繋いで通話をします。
その際、議事録的なものを書いて対面で話した内容のサマリを議事録として形に残します。その議事録を後で相手に送り、認識が合ってるかどうかを確認します。
議事録は必要があれば他メンバーが見える場所にも共有します。そうすることで何の話をしていたのか、何で困っていたのかを他のメンバーが把握できるようになります。
また、テキストは後々まで形に残るので、相手への感謝や称賛はテキスト、リアクションで送ります。
逆に文脈を口頭で伝えたほうがよい話、ネガティブな話は対面で、ハドルやZoomを使います。自分が言及されているのを他の人に見られたり、後々まで形に残るのは良い気分ではないです。
あと自分の場合は、不定期に自分のtimesチャンネルのハドルを開いて雑談をする「お茶会」を開いています。
なんか話したい、雑談したい、相談したいことがあるなど、動機は何でもOKです。エンジニア以外の職種の子が参加してくれることもあります。
とはいえ出社も大事だよね?
ここまでフルリモート勤務での話を書いていましたが、やはり出社しての対面コミュニケーションに勝るものはありません。
遠隔地フルリモートで勤務していたとしても、1年に数回は出社して対面コミュニケーションを取るようにしています。
自分の場合は4ヶ月に1回程度、費用は会社持ちで1週間程度出社しています。
その期間は自分の作業よりも出社メンバーとの対面コミュニケーションを重視しています。
この期間での対面コミュニケーションにより、帰宅後のお互いのコミュニケーションのハードルが下がり、結果的に意思疎通がスムーズになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事が、フルリモート勤務での悩み事に少しでも役に立てれば幸いです。
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